白熊おっかさんの日々のこと 

イラスト付きで日々のとるにたらないことを書いています。働くこと、住まい探し、教育など

働くこと、書くことの効用

書くことの効用

もうすぐ今年も終わる。

もうすぐ新しい年がやって来る。

どっちも同じことのような気がするが始まりと終わりでは準備することが少し違ってくる。

今年終わらせたことは長年は働いた職場を去ったこと。

辞めて寂しくて後悔するのかなと思っていたのだが、寂しくもなく後悔はみじんもないことに驚いた。新卒で得た最初の職を辞めたときはあんなに途方にくれていたのに。

転職も慣れだなとつくづく思う。いい年して無所属新人の心もとなさは働いているときにはわからない。何十年と同じ会社で働いて定年を迎える人たちの心もとなさは今なら少しだけ分かる気がする。退職後に必要ないのにせっせと自分で名刺を作っていた親戚のおじさんの行動を不思議に思っていたけれど、どこかに所属したい欲求は今ならわかる。無所属になると急に自分が無価値になった気がするのだ。

元〇〇にいつまでもこだわっていると次に進めないし、年齢や性別を言い訳にするとさらに選択を狭める。お金に困ってないなら働かなくてもいいんじゃないかと思うけど、働くっていうのはお金を稼ぐこと以外にも得られるものがたくさんあるのだ。

だから私も頼まれもしないのにブログを書いているのだ。おそらく。

ブログを書き始めて自分のこだわりや考え方の癖みたいなものに少し気がつけた気がする。