The tiny museum しろくまおっかさんの日々のこと

イラスト付きで日々のとるにたらないことを書いています。

今の場所が最適かを考えてみる パ畜にサヨナラ

今の場所が最適かを考えてみる


ニュースで「バ畜」ということばを聞いて笑ってしまった。言い得て妙だ。

社畜」のバイト版のことらしい。バイトなのに社員並みのシフトと仕事を入れられ、こき使われることらしい。

自分もパートタイマー版「パ畜」になりそうだった経験があるから笑ってしまった。

子どもの預け先がなく短時間勤務しかできないからと入った先で長年働くうちにどんどん仕事を任されても時給は上がらず、仕事量と責任だけは積み上がった。

子供が熱を出して仕事を休んでも、休み明けに出社すると机の上にはそのままの資料が山積み。なんかおかしいなとは感じていたが、途中コロナもあって子供のことが最優先だったので休みを取れるだけでもありがたいかと長年やってきたのだ。

周りのパート仲間も同じ感じだった。短時間勤務だから。子どもがいるから。しょうがないねと。

しかし、コロナが終わり同じようにおかしいと感じていた仲間は子供の成長とともに次々と職場を去っていった。

残されたパート仲間に負担が増え、崩壊寸前の状態なので窮状を訴えるも事業主は去る者追わず、来るもの拒まずでやっていた。待遇の改善もない。誰がどんな役割を担っているか、貢献しているとか関係なく、パートタイムは低賃金で長く働かせればいいという考えだったようだ。

結果、その職場には1年以上いる者はもう二人しかいない。しかもそのうち一人は業務が多すぎてパート扱いなのにうつ病と診断されたそうだ。

残された者も新しく来た者ももう誰も残らないと思う。ミスも続発するだろう。もう教える人もいないのだから。

同じような会社は他にもたくさんあってコロナ前から人手不足は始まっていたけれど、コロナが去って社会が平常運航に戻ったら団塊の世代がごっそり引退していてどうにもならなくなってしまったんじゃないかと思う。

場所によっては最低賃金はもうあってないものになるんじゃなかろうか。募集しても応募すらない。働き始めても気に入らないならすぐやめる。だって最低賃金の職場ならたくさんあるのだから。ちなみに元パート仲間たちは皆、正社員等より条件のよい場所で働いている。

今の場所が最適かどうかの基準を考えてみた。(現時点での)

①その場所で10年後も働きたいか。もしくは働ける場所であるか。その仕事はなくならないか?持続可能な職場か。

②今の給与で満足か。性別、年齢を言い訳にしない。あなたの報酬は適正だと思うか。

③家族の面倒がある場合は通勤時間を含む労働時間を合わせて10時間以内におさまるか。末っ子の年齢が3歳未満は保育園以外の時間(午前8時-午後5時)を除いても5時間は必要だと考えた方がよい。他の家族が家事育児を担ってくれる場合はその分減らせる。

学業がある場合はその時間をしっかり確保すること。自分の将来への投資時間を相手の思うままに他人に削らせない。あなたはあなたを優先させていいのだ。労働時間は相手と調整すればよい。

1日24時間から睡眠時間(7時間) と食事、入浴などの最低限の生活時間(2時間)を除くと15時間しかない。この15時間のうち10時間を労働(通勤含む)にとらえると残りは5時間しかない。

生きていくのにお金はもちろん必要だが、時間も必要なのだ。

人によっては、なかなか引っ越すという選択肢が思い浮かばない人もいると思うが、引越も人生を変える手段として大きいと思う。新しい年を迎えるにあたってあなたなりの最適を考えてみるといい。転機は自分でもつくれるものだから。