うちの冷蔵庫はナショナル製だった。
買い換えようと思って型番を調べたらナショナルブランド、パナソニックが以前使っていたブランド名だった。この時点で歴史も感じて感慨深い。同士よ、壊れるまでともに暮らすかとも思った。手放すとなると愛着が湧いてくるのはなぜなのだろうか。
壊れない限り買い換えない主義なのだが、さすがにいつ壊れてもおかしくない。危険なのではないか。夏が来る前に買い換えないとアイスが溶ける。肉が腐るかもと、数年前から思っていたけれどようやく買い換えることにしたのは昨年末のこと。
こんなに壊れず、働き続けては買い換え需要がないので儲けがでないのでは?と思ったが、ここまで買い換えないのは少数派かもしれない。
家電がやすくなる5月から6月を狙って買い換えた。おかげでお得に購入。引っ越しても幅の問題がない60㎝で大きさも大きすぎないもので検討し、長年壊れることなく働き続けたのだからと、また同じパナソニックの同タイプのものに決めた。
数か月使っての感想はほとんど大きさも収納スペースも配置が変わらないので使い勝手は変わりない。以前のものは色がシルバーでスタイリッシュだったのだが、今回のグレインベージュは色味もやさしくて気品があり、気に入っている。
さて性能の方はどうだろうか。
11月の電気料金が昨年の同月と比べて約2000円安くなっているのは、おそらく冷蔵庫を買い換えたからだろう。長年、壊れなかったのもすごいし、消費電力も進化している。
新しい冷蔵庫さん、末永くよろしくお願いします。
人もモノも大事にされて過ごすことが一番なのだ。