白熊おっかさんの日々のこと 

イラスト付きで日々のとるにたらないことを書いています。働くこと、住まい探し、教育など

こども時間を泥棒

こども時間泥棒


人のものを勝手に盗んではいけません。泥棒ですよ。

いつの間にか自分が、その泥棒になりそうで怖い。

周りが習い事、塾などあれこれ始めると自分のこどもも早くからやらせないと出遅れるのではと焦り、こどもの時間を泥棒してしまいそうなのだ。勝手に。

実際に夜遅くまで塾に通い、中学受験に向けて頑張っている子も周りに結構いて、なかなか成績が上がらず、親子で悩んでいると聞いて自分はどうだろうかと考えてみた。もし塾に通わせることになったら、払った月謝とかけた時間に応じた結果が欲しいと思うに違いない。勝手にこどもの時間を奪っても。

平日学校にいる時間が大人で言う週40時間労働、放課後の塾は残業、休日に模試でもあればそれは休日労働ではないだろうか。これにサッカーや野球、バスケ、スイミングなどのスポーツ系の習い事は入れなくていいのだろうか。

働きすぎは規制されているのに子供たちの時間を大人が勝手に奪っても何もおとがめなし。こども時間泥棒は親が自分でなんとかするしかないのである。

どうしたものか。だれか親の行き過ぎを規制してくれたなら、安心していられるのにとも思う。いったん始めてしまったらやめられないかもしれない自分がこわいのだ。